第11回受賞者朗読祭 10月7日(土)開催決定

長かったコロナ禍がようやく終息に向かい日常を取り戻しつつある中、「第11回 関西朗読コンテスト受賞者朗読祭」は、10月7日(土)13時15分から コロナ前と同じ大阪市立中央会館1階ホールでの開催が決まりました。今回は9人の受賞者が“私の十八番”、ベストワンの作品を語ります。チラシ・チケットは只今準備中です。また「第13回関西朗読コンテスト」も再開に向けて調整を進めております。どちらも準備が整い次第あらためてご案内いたします。

出演者(50音順)と今回の朗読作品、受賞歴・所属

足立 靖彦 『鉄道員(ぽっぽや)』浅田次郎作  (第9回大賞受賞) 髙島屋ローズサークル朗読教室

岡田 美都代 『月夜の子守唄』秋山十三子作  (第11回大賞受賞) 朗読グループルナ⑤

金尾 信子 『こがねの舟』あまんきみこ  (第8回大賞受賞) リビングカルチャー倶楽部梅田教室

康  初子『振袖火事』西沢実作  (第10回大賞受賞) NHK文化センター梅田・井上恭子教室

駒木 玲子『美女ありき』田辺聖子作(「田辺聖子の今昔物語」より)  (第9回優秀賞受賞) 朗読アカデミー四季の森

長友 聖子 『狐』新美南吉作 (6回優秀賞受賞朗読工房

村上 征夫 『弁財天の使』菊池寛作(「新今昔物語」より) (7回優秀賞受賞) HIROKO朗読サロン

山木 梨花 『灯籠』太宰治作 (12回優秀賞受賞朗読工房

渡邊 千枝 『ちっちゃなかみさん』平岩弓枝作 (第9回優秀賞受賞) 朗読グループ「るい」谷崎記念館坂本朗読教室

司会・進行:内山あゆみ(第5回優秀賞受賞) HIROKO朗読サロン

 

 

第10回関西朗読コンテスト受賞者朗読祭ご報告

12月2日土曜日、コロナ禍で3年ぶりとなりました「関西朗読コンテスト受賞者朗読祭」は、会場を変更し大勢のお客さまを迎えて無事に再開しました。ご来場くださいました朗読ファンの皆様、朗読家の先生方、誠にありがとうございました。

お客様方から再開を喜んでくださる声を頂戴し、受賞者8名それぞれの、精進を重ね工夫を凝らした朗読に会場から大きな拍手をいただきました。ただこの日は、関西で朗読会が他に2箇所以上あり、楽しみにされていながらもやむなくお越しいただけなかった方もおられたようです。

当日の様子につきましては、次号の季刊誌「ひろば」に掲載いたします。出演者の感想を集め、アンケートに書いていただいた来場者のお声などもまとめます。コンテストの開催についてまだ検討中の状況につき不定期発行といたします。

第10回関西朗読コンテスト受賞者朗読祭開催

コロナ禍により二度延期となりましたが、2022年12月3日(土)13時15分から会場を東成区民センター2階大ホールに変更して開催いたします。会場が大きくなり定員数が増えました。朗読を学んでおられる方々、朗読ファンの皆さまのご来場をお待ちしています。

〈↓「関西朗読語りのひろば」10月臨時号より〉

この夏、コロナ禍で追い込まれた市井の人たちの苦境と心情をリアルに描いて、秀逸だったテレビドラマにNHK『あなたのブツガここに』(全24話)がある。尼崎を舞台に、29歳のシングルマザー(仁村紗和)が、お好み焼き店を営む母(キムラ緑子)の家に身をよせながら、宅配ドライバーとして奮闘していく話だ。

いろんな理不尽と出あう。膨大な量に増えた荷物、客からの容赦ないクレーム、時にウイルスの媒介者のように扱われ、転校生の娘もいじめをうける。ある夜、すっかり疲れ切った主人公が、売り上げが激減してもお好み焼き店続ける理由を母に尋ねたとき、母はこう答える。「いったん休んだらな、もう立ち上がられへん気いするんよ。逆にこのまま乗り切れたら、何があっても大丈夫な気いするし」

心に沁みるセリフでした。悲観より楽観。

会場にお客様を集め、生の声で、作品世界を立体化する。そういう朗読ライブがコロナ禍で奪われましたが、「熟成の時間」と思えばいい。で、おおよそ3年ぶりで、12月3日13時15分から「第10回関西朗読コンテスト受賞者朗読祭」を再開します。会場は密にならず、ゆったりした環境で鑑賞していただくように東成区民センター2階大ホールを準備しました。午後のひととき、熟成した「おいしい朗読」をぜひご賞味ください。

関西朗読コンテスト受賞者朗読祭担当 加藤敏躬

第10回朗読祭 再開のお知らせ

長引くコロナ禍で二度延期となっております第10回の朗読祭(関西朗読コンテスト受賞者朗読祭)は、会場を変更して12月3日(土)に開催する運びとなりました。ただいま準備を進めており、チラシ等の制作・掲載はこれからになりますが、再開を待たれておられる皆さまへ、まず概要をお知らせいたします。

第10回関西朗読コンテスト受賞者朗読祭
日時:2022年12月3日(土)13時15分~16時
会場:大阪市立東成区民センター大ホール(密にならない大きな会場/駅近)

従来の会場では、ほぼ毎回満席でチケットは完売しており、密になる状況は避けられないと考え、大きな会場に変更いたしました。なんばから地下鉄で8分(4駅)の今里駅より徒歩約3分の便利な場所です。

このホームページも長らく休眠しておりましたが、あわせて再開いたします。チケット発売日・販売方法等も決まりましたらあらためてご案内いたします。なお先に販売しました2020年4月18日、10月3日の朗読祭のチケットは有効です。当日お持ちください。朗読祭以外の取り組みに関しましては、新しい形での展開に向けて話し合いを進めております。どうぞ楽しみにお待ちくださいませ。

関西朗読コンテスト 事務局スタッフ

2021年を迎えて

朗読家の先生方 朗読を学び親しんでおられる皆さま方

明けましておめでとうございます

昨年は新型コロナウイルスの影響で、13年目の「関西朗読コンテスト」を中止せざるをえず、毎回チケットが完売する「関西朗読コンテスト 受賞者朗読祭」の第10回目も、やむなく2度延期となりました。皆さまの方でも、朗読公演や発表会などの延期・中止が続いていることを伺っております。そういった事情から季刊誌『関西 朗読語りのひろば』も昨年末発行予定の38号を休刊させていただきました。

2021年1月現在、世界中でコロナ禍は厳しさを増していますが、この状況が解消されましたら、それぞれの活動を再開し、あらためて関西からの朗読語り文化の広がりに取り組んでまいります。ご理解・ご協力のほどよろしくお願い申し上げます。新しい情報は、まずこのホームページでお知らせいたします。

平穏な日々が戻りますまで何かと不便の多い生活となりますが、くれぐれもご自愛ください。本年もどうぞよろしくお願いいたします。

関西朗読コンテスト 事務局 スタッフ一同

「関西 朗読語りのひろば」休刊のお知らせ

今年はコロナ禍で「朗読コンテスト」や「受賞者朗読祭」(4月、順延の10月)を中止せざるをえませんでした。現在もコロナ禍終息の目途がたたず、さらに感染が拡大している状況で、文化活動や文化的諸行事はいろいろな制約の中での活動を余儀なくされています。来年の「コンテスト」や「朗読祭」のも実施が見通せません。このような実情を鑑みまして、12月末発行予定の『ひろば』38号をやむをえず休刊とさせていただきます。何卒ご了承下さいませ。

なお、朗読家の先生方より既に拝受しております原稿は、事務局にて預からせていただきます。復刊の際には原稿をお寄せくださいました先生に事前にご連絡をし、原稿の手直しなど自由に行なっていただきます。

一日も早く平穏な日常が戻り、読者の皆さまに新しい『ひろば』がお届けできることを願っております。今後ともどうぞよろしくお願い致します。

関西朗読コンテスト 事務局長/「関西 朗読語りのひろば」編集長 西島 義隆

『関西 朗読 語りのひろば』37号発行

「関西朗読コンテスト」季刊誌の最新号が出ました。

今号の特集テーマ「地の文と台詞の読み方」に、西田理恵さん(姫路シティFM21 FMゲンキ パーソナリティ、神戸新聞文化センター 朗読講師)、辻ひろ子さん(朗読講師、フリーアナウンサー)、吉川俊子さん(神奈川県藤沢市 朗読を楽しむ会)、藤谷昭子さん(朗読・話し方教室講師、電話応対技能検定指導者)が原稿を寄せてくださいました。
前号からスタートした「朗読のある日々のよろこび」には、今井喜美子さん(フリーアナウンサー)、岩佐光世さん(ことば工房)、大川麻緒さん(声とことばの響きレ・ヴォワ)、大橋文江さん(朗読工房)、江口真理子さん(風力4)、馬場精子さん(馬場精子朗読教室)、田中康子さん(たなかやすこおはなし会)、三岡康明さん、みひろあきさん(俳優)。皆さん多彩な活動をされていて関西の朗読文化が広がりをみせています。
この他、エッセイ、朗読家の活動情報、寄稿などを掲載しております。
ぜひお読みください。

年間購読の方には毎号発送しております。
購入・年間購読のお申し込みは事務局までお願いします。

第10回朗読祭 再順延のお知らせ

大阪市内の新型コロナウイルス感染者数は、いまだ全国的に突出しています。朗読を安心して心おきなく楽しんでいただくにはふさわしくない時期と判断し、10月3日開催で準備を進めてまいりました第10回受賞者朗読祭を再度順延させていただきます。

再開は来年4月以降。日時未定です。目安は感染者数がひと桁に落ち着き、収容人数の制限がもう少し緩和される頃となります。今しばらくお待ちください。

なお、お買い求めいただいたチケットは有効です。また払い戻しをご希望の方は、遠慮なく出演者もしくは事務局の朗読祭担当の加藤までお申し出ください。その際、チケットとの交換になりますことご了承ください。

第10回受賞者朗読祭は再度順延

7月にご案内しておりました10月3日の開催予定が再度順延となりました。新しいページをご覧ください。

今年4月18日に予定していました「第10回 関西朗読コンテスト 受賞者朗読祭」の振替公演は、10月3日(土)に開催いたします。
ただし、新型コロナウイルス感染防止のため、1日2公演に変更して1ステージ定員86人に変更いたします。

①11時30分〜14時30分(開場11時)
②15時30分〜18時30分(開場15時)
会場、出演者・内容の変更はありません。
http://kansai-roucon.info/roudokusai/

先にチケットをお求めいただいた方を優先に希望ステージをお尋ねしてまいりますが、時にご希望に添えない場合もありますことお許しください。
またチケットは先にお求めいただいたもので有効です。
今月中頃に10月開催に改定したチラシを用意、各所に配布いたします。

先に前売を買われた方に優先案内中です。
午前の部は売り切れ、午後の部はキャンセル待ちとなりました。

「関西 朗読・語りのひろば」36号発行

コロナ禍により、今春予定されていた第10回受賞者朗読祭は10月に延期となり、毎年夏に行う関西朗読コンテストは残念ながら中止となりましたが、季刊誌は休まず従来のペースで発行いたしました。

今号の特集は「朗読にお勧めの本はどのようなものですか」です。朗読家の花むら てんさん、フリーアナウンサーの今井喜美子さんが原稿を寄せてくださいました。
「朗読のある日々のよろこび」を新設し、7名の朗読家の皆さんの多彩な活動を紹介しています。

現在はコロナの影響でたくさんの朗読イベントが延期または中止になり、「朗読家が動く」の欄は小さくなりました。これから徐々に再開され、またたくさんの情報で誌面が賑わうことを願っています。
他にも、「木津川計の一人語り劇場」の舞台監督・北尾利晴さんのお話、朗読コンテストで大賞を受賞された・足立晴彦さんの寄稿も掲載しております。

年間購読の方には発送済みです。最新号の購入・年間購読のお申し込みは事務局までお願いいたします。