次回[受賞者朗読祭]9/6(土)開催概要決定

「第14回関西朗読コンテスト受賞者朗読祭」の日時・会場・テーマ・出演者が決まりました。日時は、2025年9月6日(土)13時15分からです。会場を「コミ協ひがしなり区民センター(大阪市立東成区民センター)    2階大ホール」に変更します。コンテスト事務局と出演者の協力で販売しているチケットが、コロナ後の再開以降は早々の完売によりいきわたらない状況が続きましたので、倍ほどの広い会場といたしました。

次回は、8人の受賞者が、アート(絵画、工芸、音楽、映画、文芸)にかかわる、くすっとする話、しみじみとする話、安堵する話を語ります。

出演者/受賞歴/所属[50音順]:〈内山あゆみ〉第5回優秀賞受賞(HIROKO朗読サロン)、〈康 初子〉第10回大賞受賞 (NHK文化センター梅田・井上恭子教室)、〈駒木玲子〉第9回優秀賞受賞(朗読アカデミー四季の森)、〈佐野京子〉第6回優秀賞受賞(朗読工房)、〈出島ひろ子〉第11回優秀賞受賞(京都グラスマーケッツ)、〈當山得美子〉第12回大賞受賞(NHK文化センター端田宏三教室)、〈野村美穂子〉第5回大賞受賞(毎日文化センター下中恵子教室)、〈渡邊千枝〉第9回優秀賞受賞(朗読グループ「るい」・谷崎記念坂本朗読教室)。司会・進行:〈金尾信子〉第8回大賞受賞(リビングカルチャー倶楽部 梅田教室)。朗読作品など詳細が決定してからチラシ・チケットを作成してこのホームページでお知らせします。

「ひろば」44号販売中

関西朗読コンテスト本部が発行する季刊誌「関西 朗読語りのひろば」の44号は、4月5日のコンテスト開催前の先月末に発行。年間購読されている読者の皆さまと第14回のコンテストに応募された方全員に発送し、コンテスト会場でもバックナンバーと共に販売しました。少しずつ新しい読者を増やしています。

今号は第14回朗読コンテストの事前審査を通過した本選出場者の紹介と、応募状況、応募者が読まれた全作品を掲載。また4ページに渡って2月22日開催の受賞者朗読祭に出演者された方々の感想があり、当日までの体調管理や、読まれた作品への思い、舞台に立ってこそ得られる学び等々、朗読の楽しさや喜びを自由なスタイルで表現されています。審査委員長 菊川徳之助と代表世話人 加藤敏躬のエッセイ、審査委員 森西真弓の連載(最終回)、朗読家の寄稿、朗読イベント情報など盛りだくさんの内容です。B5サイズ・通常8ページですが今号は12ページ。年間購読は賛助金1口1,000円(送料込み)〜、1部のみの販売は200円(送料別)。「ひろば」44号は夏に発行する45号とあわせて次回9月に開催の第14回受賞者朗読祭でも販売いたします。

第14回関西朗読コンテスト開催

4月5日(土)、桜満開の行楽日和にたくさんのご来場ありがとうございました。昨年は5年ぶりの開催に過去最高の応募数、今年は関西圏外からの応募と本選出場者が過去最高となりました。本選に出場される20名の皆さんは、当日の朝に抽選で朗読順が決まり、一人約2分程度のリハーサルを行なってから、本番に挑みました。

朗読された順に最上段左から:三野友華子さん、多治見えりかさん、黒田眞理子さん、青山詠子さん、佐久間翔子さん、2段目:土屋由美子さん、佐々木直人さん、山中圭子さん、野坂佳子さん、中山伊都子さん、3段目:井田陽子さん、西澤美子さん、森分則子さん、池田純美さん、二宮隆さん、4段目:山本美和子さん、上田みつ子さん、菅井紀子さん、岡田八千代さん、長井由美恵さん。皆さんが読まれたあと、審査委員の先生方は別室に移られ、会場では前回大賞受賞者・鳥飼美紀さんの朗読があり、いよいよ端田先生より成績発表です。

優秀賞は、島崎藤村作『足袋』を読まれた野坂佳子さん(兵庫)と、豊島与志雄作『泥棒』を読まれた佐々木直人さん(東京)。そして、第14回の大賞は、安倍公房作『赤い繭』を読まれた岡田八千代さん(大阪)が選ばれ、3名に賞状と盾が贈られました。奨励賞は出場の皆さんを代表して、最初に読まれた三野友華子さんに賞状が授与されました。

写真左から佐々木さん、岡田さん、野坂さん。受賞者のコメントは次号の『関西朗読語りのひろば』でご紹介する予定です。

審査委員の先生方から講評があり閉会したあと、先生を囲んで笑顔で記念撮影。出場の皆さんから「楽しかった」という声をたくさんいただきました。また、関西圏外からご参加の方々からは、〝課題作品ではなく、好きな作品を朗読できるコンテストであったことが応募動機の一つだった〟という声を複数もらいました。

次回のコンテストは来年開催予定です。朗読を学ぶ皆さんの励みになることを願っています。

第14回 コンテスト本選出場者決定

「第14回 関西朗読コンテスト」の事前審査が終了し、本選出場者が決定しました。今回は、関西圏外からの応募がさらに増え、応募数もコロナ後再開した昨年の過去最高に次ぐ人数となりました。本選出場者と惜しくも次点となられた方は以下の通りです。

本選出場者20人(50音順、当日抽選で朗読順を決めます)
  氏 名       朗読作品・作者      ( 所  属 )
青山 詠子(兵庫) 『初夜』三浦哲郎 作(朗読アカデミー四季の森 川西教室)
池田 純美(東京) 『ピアノ』芥川龍之介 作(劇団演奏舞台) 
井田 陽子(奈良) 『ピアノ』芥川龍之介 作(三岡康明朗読教室なないろ)
上田みつ子(埼玉) 『鼓くらべ』山本周五郎 作
岡田八千代(大阪) 『赤い繭』安部公房 作(NHK文化センター井上恭子朗読教室)
黒田眞理子(大阪) 『傲慢な目』坂口安吾 作(朗読アカデミー四季の森 葛村聡子教室)
佐久間翔子(愛知) 『蜘蛛の指輪』山田詠美 作(ナゴヤ朗読教室)
佐々木直人(東京) 『泥坊』豊島与志雄 作(NHK文化センター柏教室石井麻由子先生(オンライン))
菅井 紀子(大阪) 『幸せな光』三崎亜記 作(辻ひろ子朗読サロン)
多治見えりか(東京)『さいごに咲く花』角田光代 作
土屋由美子(長野) 『不断草』山本周五郎 作
長井由美恵(大阪) 『酸っぱい家族』向田邦子 作(朗読アカデミー四季の森 久保和子朗読教室)
中山伊都子(鹿児島) 『山門』谷口元子 作(あなただけに読むための朗読教室)
西澤 美子(大阪) 『山茶花』辻 邦夫 作(NHK文化センター梅田じっくり学ぶ朗読井上恭子先生)
二宮 隆(神奈川) 『蜜柑』芥川龍之介 作(朗読グループNEXUS)
野坂 佳子(兵庫) 『足袋』島崎藤村 作
三野友華子(東京) 『指』江戸川乱歩 作
森分 則子(京都) 『二弦琴と仲見世小町』沢村貞子 作(HIROKO朗読サロン)
山中 圭子(大阪) 『秋霖』山田春夜 作(朗読アカデミー四季の森)
山本美和子(大阪) 『ピアノ』芥川龍之介 作(京橋オンリーワン学園寺谷一紀アナウンスアカデミー)

僅差で次点となられた方(12人)
緒方日登美(滋賀) 『早朝の散歩』乃南アサ 作(HIROKO朗読サロン、朗読グループさつき)
小川 美奈(愛知) 『字のない葉書』向田邦子 作(ナゴヤ朗読教室)
小倉三枝子(大阪) 『おいらん六花』宇多ゆりえ 作(朗読工房)
樺山 友子(大阪) 『ピアノ』芥川龍之介 作(朗読アカデミー四季の森 高橋朗読教室)
粂田 美幸(大阪) 『古都』川端康成 作(茨木市朗読教室かたつむり)
下條 英子(福井) 『弥生尽の約束』光原百合 作(坂本登志子朗読教室)
中田美千子(大阪) 『紅梅』川端康成 作(辻ひろ子朗読サロン)
西脇かおり(奈良) 『葉桜と魔笛』 太宰治 作(産経学園奈良登美ヶ丘教室)
原 雅子(神奈川) 『凧になったお母さん』野坂昭如 作(あなただけに読むための朗読教室)
福田 澄代(大阪) 『きみの町で』より 重松清 作(ことばみがき教室)
船瀬 孝子(大阪) 『夢十夜第6夜』夏目漱石 作(朗読グループさつき、朗読・発声サークル声広場)
渡邊  努(大阪) 『桶狭間の巻』山岡荘八 作(近鉄文化サロン上本町 齋藤教室)

本選は4月5日(土)12時20分より大阪市立中央会館にて開催いたします。
入場料500円(当日券のみ)、コンテスト応募者は本人のみ入場料不要です。受付にお申し出ください。

第13回「受賞者朗読祭」を開催

2月22日(土)、大阪でも雪がちらつく寒波のなか「第13回関西朗読コンテスト受賞者朗読祭」は満席で無事に終えることができました。今回は昨年の朗読コンテストで大賞を受賞された鳥飼美紀さん、優秀賞の岡崎節子さんと齋藤弘江さんが初出演の舞台となりました。熊本県から出演の松本武士さんの他、ボランティアスタッフや来場者にも関西圏外からお越しの方々がおられました。熱心な皆様の活動と応援に支えられて運営しております。ありがとうございました。次回の受賞者朗読祭は初秋に開催予定です。どうぞご期待ください。

この受賞者朗読祭では、出演者が朗読を始める前に「お名前・朗読作品とこの作品を選んだ理由」を紹介しています。それに加えて今回初の試みでプログラムに「あらすじ」を入れました。物語の世界に没入する助けとなりましたでしょうか。次号の季刊誌『関西朗読語りのひろば』で出演者の感想と共にアンケートのコメントも掲載予定です。

「河東けいさんを偲ぶ会」のご案内

関西朗読コンテストの審査員を長年務めてくださった俳優の河東けいさんが昨年7月17日に逝去されました。「偲ぶ会」が2月21日(金) 午後1時より神戸市立灘区民ホール・大ホールにて開催されます。どなたでも参加できます。参加費:2000円 

二部構成で、一部に「河東けいひとり芝居『母』」のDVD上映があります。晩年まで続けられたひとり語りの『母』では多くの朗読ファンを魅了されました。これが以前“ひとり芝居”で公演されていたことをご存知ない方もおられるのではないでしょうか。ゆかりのある方々やファンの皆さんと一緒に観られる貴重な機会です。ぜひご参加ください。二部では、献花の代わりに河東けいさんにメッセージを送ります。*関西朗読コンテスト事務局は「河東けいさんを偲ぶ会」実行委員会のメンバーです。

「関西 朗読語りのひろば」43号販売中

関西朗読コンテスト本部が発行する季刊誌、通称「ひろば」の43号は昨年末にできあがり、年間購読されている読者の皆さまへ発送致しました。2月22日(土)の受賞者朗読祭でもバックナンバーと共に販売いたします。まだ購読されていない方は、ぜひ手に取ってごらんください。なお会場で年間購読の受付・更新も受付いたします。開演前もしくは休憩時間にお申し出ください。

今号は「特集記事」が復活、朗読文化のひろがりと充実に向けて“いま気になる「朗読劇」のこと”をテーマに、朗読劇団「あめんぼ座」の柳沢佐和子さん、京都放送劇団の嶋田惠子さんが原稿を寄せてくださいました。そして昨年、関西朗読コンテストの審査員を第6回から12回まで勤めてくださった元NHKチーフアナウンサーの笹谷清子さんが逝去され、ゆかりのある方々の追悼文をご紹介しています。審査委員長 菊川徳之助と代表世話人 加藤敏躬のエッセイ、審査員 森西真弓の「朗読のひろば」を連載中。朗読イベント情報「朗読家が動く」、寄稿、次回の受賞者朗読祭&コンテストの案内まで盛りだくさんの内容です。B5サイズ8ページ、年間購読は賛助金1口1,000円(送料込み)〜、1部のみの販売は200円(送料別)です。

2025年2/22(土)第13回受賞者朗読祭を開催

関西朗読コンテストでは、2014年より受賞者の受賞後を応援する「受賞者朗読祭」を開催しています。第13回は2025年2月22日(土)です。今回の開催日は2月の2並び(ふーふ)で、9人の受賞者が夫婦(男女)にちなんだ怖い話、面白い話、しみじみとする話、ほほ笑んでしまう話を語ります。どうぞご期待ください。