第13回関西朗読コンテスト開催

会場いっぱいのご来場ありがとうございました。5年ぶりの本選は、お一人体調不良で欠席され19名の方が挑まれました。前回大賞受賞者の朗読と休憩のあと、出場の皆さんがステージに並ばれて審査発表です。

優秀賞は、沢村貞子作『赤い鼻緒』を読まれた岡崎節子さんと、北条民雄作『すみれ』を読まれた齋藤弘江さん、大賞は、森下典子作『幸せの配分』を読まれた鳥飼美紀さんです。それぞれ賞状と盾が贈られました。奨励賞は皆さんを代表して最初に読まれた岩本眞知子さんに賞状が渡され、菊川審査委員長から総評がありました。

続いて審査委員の先生方の講評では、受賞は逃したものの健闘された方々のお名前をあげて優れたポイントを評価されたり、皆さんへの助言もあり、出場者はもちろん客席の方々も聞き入っておられました。

吊り看板を背景に受賞された方を記念撮影。左から、優秀賞受賞・岡崎節子さん、大賞受賞・鳥飼美紀さん、優秀賞受賞・齋藤弘江さん。おめでとうございました。今度は受賞者朗読祭で朗読していただきます。

次回のコンテストは来年開催予定です。朗読を学ぶ皆さんの励みになることを願っています。

「ひろば」40号発売中

今月初めに出来上がました40号、定期購読の方にはお手元に届いていることと思います。また今回のコンテストより、一次審査結果を掲載の本号と本選審査結果が掲載される次号を応募くださった方全員にお送りしています。4年ぶりのコンテストの事前審査を終えた所感、応募者が読まれた作品の一覧、コンテストの始まりを12年前の雑誌『上方芸能』から、朗読家の公演情報、受賞者からエッセイの寄稿、次回朗読祭の先行発表、俳優・河東けいさん98歳の口演記事、そして本選出場者と次点者の紹介と、盛りだくさんの内容です。本選会場でも販売します。定期購読は1口1000円からの賛助金で1年間(4冊)お届けします。ご協力お願いいたします。